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2013-04-01(Mon)

何か

仏壇みたいな半身の女二人

幼い頃に抱いた性へのおぞましさを想い起こす嫌ったらしい口づけ

縫合痕のケロイドがボールのように丸まったもの

或いは何か別の意識の様なモノによって、生き写しかのように動作する

幽霊に生まれ変わろうとして

人造臓器の中で半分に潰れた電機毛布

濡れたコンクリート台の上に胃痛が転がって
下には宇宙服が棄てられていた

切断され青ざめた腕が複数本ていねいに収まっている

トルソーに内蔵された会話に、ミラーシートに性器があるかと言う話題で始まるものがあった

回転の断面は袋に入ったまま

決して適量の一般性ではない

切った爪を泣きなが尿道に詰め込む男の子

幾百の気がふれると思った日に先駆けて実る牡蠣

四本指のドラッグクィーン

再燃する夜行性の骨


辺り一面ギンヤンマ


毛深い晩に腸詰めの貴女


流れる体表に飲み込まれるようにして在る秩序めいたものが唇を開けて待っている

それを敢えて名指すならば

トラウマ



タイトル:トラウマ
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2012-10-31(Wed)

いろいろ

■いくら頭が良くても、内省が機能してない人には限界がみえてしまうな。主張に内省が作用してなくて都合的な言説になる。ポジショントークが上手いだけの人になってしまう。でもそう言う人が多数に支持されることもよくあること。その人と多数の都合が一致すればそうなる。

■しばらく使用されないハッシュタグは何処かへ消えてしまうのだけど、それらは何処に行ってしまったか。何処かに在るハッシュタグの墓場へ埋葬されているのだ、きっと。

■食料難の民衆に「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」と言ったマリー・アントワネットの言葉を笑っていても、同じように「自分とは違う境遇への想像の希薄さ」と言うものは誰にでもあるものだと思う。(実際はマリー・アントワネットが言ったのではないらしいけど)

■僕の死は僕しか死ねない。僕の死を死ぬことができるのは僕だけなのだ。

■生にしがみついて死を否定することは誰にもできないし、誰かが死んだことによって生が否定されたこともない。生死を否定できるものがあったとしたら、それは生まれてこないことだけなんじゃないのか。つまりそうするには全て手遅れ。

■生は死の前提である。死ぬことを知りながら、死が何であるかはわからない。

■不可分と言うのを考えたとき、最も「そう」であるだろうと直感しているのは、生と死のことなんじゃないか。生は死の別の呼び方だと。

■フルカラーの夢の中から不意に、仰向けのへと引き抜かれ、裸電球が日常の輪郭をなんとか橙に浮かしていて、それが余計に日常からの距離を授けている。秒針が刻むリズムも時間とは無縁な気がしてやまない。何もかもから遠い。口呼吸で胸は重たい

■「『さみしい』と言うのだけが本物で、『好きだ』なんて言うものはこじつけです。」巻き戻されては繰り返すテープレコーダーの前、剥がれ落ちたのち、乾燥昆布のような遺体。

■踊り場の窓の前で電池きれて死んだフラワーロック。曇りガラスの向こうは更に曇天の夕空。夕日を綺麗だと思ったことがたった一度もない。

■「私だって泣こうと思ったら声をあげていつでも泣けるけど~♪」と言う、小公女セーラOPの歌詞の中の少女像を健気と言うのは簡単だけど、自分の不器用さを棚にあげている(その延長には「言わなくてもわかってよ」的な面倒くささがあるとも言える)と言う見方もできる。

■「いないいないばー」は、両開きの開き戸(観音開き)だけど、片開きの引き戸や両開きの引き戸(自動ドアによくあるやつ)折戸(バスや風呂場によく用いられるやつ)、グラインドトアバージョンもおり込むとやってる側も飽きないと思う。

■自分の「好き嫌い」では「善悪の正誤判断」は出来ないと解りつつも、強烈にその事を意識していないと(感情〈個人的な好き嫌い〉に釣り合うくらい)、ついつい「好き嫌い」で「善悪の正誤判断」をしてしまう(好き嫌いの隠喩として善悪の正誤判断を下す)のが人間なのだと思うです。
例えば同じ構造のモノでも様相が違えば正しいと(善だと)判断してしまうこともあるし、自分が不利益を被る場合は誤り(悪)で利益が得られる場合は「正しい」となってしまうことはある。
その時、概して構造が見えていない。
得してる時って特になにも考えず享受してしまいがちだから。
しかし、他方で。自分にとって不利益な出来事が起こった時に「あの時あの場にあの人がいたから‥」と、自己都合的に考えてしまうことがあるけど、その考えは、不利益を被る「自分がいなかったら」と言うモノと同列。
主体であることによって気づきにくくなっている物事はたくさんある。

2012-08-09(Thu)

片方の目だけにして、熱を持たない光に不凍液の入ったビニールの迫り出た腹をかざした
その後ろに、一つの脚をくの字に持ち上げながらゼンマイ仕掛けのテンポで上下に揺れる犬を入れるように動かす

神々しさが手に入るのならば何でも構わない

かつての会話の間を摺り抜けてゆく

お姉さんが金ぴかの舌の裏を見せる。一瞬先、池の表面の薄氷をかすめながら真冬の陽射しを跳ね返す魚の背を思い起こした

小さな頃に唯一誉められたことを取り憑かれたように繰り返しているのだと

何となくそう思う


アイドリングのエンジン音がきこえてくる

突き当たりのガードレールは見えない位置からヘッドライトに照らされていて
そこに、バラバラに砕けた深海魚を映写していた

誰かがふと死んで、それきり帰ってこなくなる


何もかもの後ろ、全ての手前、
身体をなくした暗室のように

血ダルマで寒そうに寝そべっている



排気も、息も、ただただ真っ白

懐かしさと寂しさが林の樹のように乱立した中に立ちながら、いっぽうでそれ以外の部分が何も感じずに凍てついていくけれども、どうすることも出来ずに、ここにそのまま残ろうとしていることだけはわかったから、そのままもう一方の目も閉じることにした。

たくさん眠ろう。

2011-12-22(Thu)

何か

 目を閉じた薄暗さの中で自分の息遣いを耳にしながら、言葉は後悔や自責と言った形で水の中の長い髪の様に際限なく揺らめいた

自分が不幸であると感じる原因はあいつのせいだと、全て押し付けられる誰かは存在してくれない

存在するのならばそれは自分でしかないし
そもそもそれが自分は不幸であると感じている原因なのだ

こうだと思っていた人間と自分は違っていたし
出来ると思っていたことも直面すると出来なかった

それでも幸せを求めてしまうのをやめる事を出来ないのもわかっている

だからこの先も同じで

いくら逃げても逃げ切れることはない

過去に捕われている事を自覚しながら、そこから抜け出す手掛かりを見つけられず

少しもうまくやれない

誰とも口を聞かなくなったのならば言葉は自分だけのためにあることになる

一人の時は優しくなくたっていい

意識がやっと切れると思っていたら
旋回して戻って来る

カラスの様な血流が首筋を通り過ぎ
誰も住まない身体へ降下してゆく
粗く削り出された石が肋骨に挟まれて胎動していた


息のしかたがわからなくなってしまう

どうしたって悲しみしかない

2011-10-18(Tue)

漂うNo.

静かに閉じられた眼の奥の深海では高温のガスが噴射していた

撹拌されて
世界から切り離されて


その時、取りこぼしたものは雨にうたれながら機器達によって画面に表示されたり回転するテープに磁気で書き込まれたりしていた

君はその磁場に住んでいて
近付こうとする度に歪んだ

小分けされた裸体に

感情のない新しい背中


食事は薬だけ


時折、言葉にし難い情念が頭の芯に近付いてきて
呆れるくらい何もかも荒らしていった

過ぎ去った後も、
夜の暗さの中で触れた蜘蛛の糸のような感触を
いつまでも残していた


浄化された装置の中

宇宙は燃えている

現実の輪郭に培養される無正体とともに

形が無くなるまで潰して も

腐っていく立方体


ちゃんと治るから心配しないで
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鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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