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2011-09-30(Fri)

パラフィリア

シリンダーの中で目覚めた

直ぐさま僕から疚しさは抽出され、点滴瓶に流し込まれる

泡まじりの灰汁の塊が回転していた


白やけした病室の中央

白々と白日に晒される痩せ細った身体
痛ましさが誘惑的で
突起する腰骨に噛み付いて、唾液の中に少し血の滲む歯形を付けていた

皮膚の直ぐ下を泳ぐ青緑色の静脈

針を刺し入れる
折れそうな腕へ

外皮をくぐり血管の組織を突き破り止まった尖端

管の中を通って直接注入される
僕から抽かれたものが

確かに吸収されていた


でもこれだけじゃないんだ

もう一つは凝固した色情
ゼラチン質の肉情

肋骨は背中にも縞模様をつくっていた
子供まじりの胸郭

縞に這わす様になすり付け、すり込んだ

しつこく擦りつける

肋の下へ、手を指先から手首まで滑り込ます

心臓はたわわで、あたると太い心静脈を触手の様にたわませ、嘶いた

掴まえてそれにも染み込ませる
心細胞一つ一つに浸透するよう

堪らず開いた

心臓の中に射精する


こころを孕ませてあげるよ



髄液の匂いを帯びた夜
そこに向かって拡張させる為の矯正器具
白濁した涎はビニールシートの上に張り付いた
捏造された反応はかすれ
寄せ集めた接触面を不自由な医療鋏が切除
採取されたのは綺麗な振動
湿った箇所に如何わしい部品を取り付ける壁掛けの病児
録音された叫び声はギプスに潜んで
性器の呼吸は飛びながら溶けて力尽きる
死後着させられた
見た目は二つ
異なる性質が形成していたが分離
厚手の軍手と切開された腹上で冷えた開口器
血を抜く電気の成分により
排卵の影響は各点に発生
乳白色をした複数匹の大きな蛭の塊が
鼠色掛かったゲル状のモノに包まれ活発に蠢く
それを頭の中で育てていたのは小児性愛を持つ少年
押し込める 押し流す
なかった筈の音
全てを部屋の壁に飾った


本当は凄く辛くなるんだ



逃避的空想は一本の明るい光線になり
その方法は膨張して目の裏を圧迫するように満ちた
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2011-09-30(Fri)

濃霧

頭中に顕在する想念が具象像となり外界へと漏れ出し実体を持つ

最も内的な部分は可視化され他者との視覚による共有がなされる

ゼリー状の仄明かりに根を張る毛細血管、
その先に人間の耳が下を向いた格好でぶら下がっていて
空気の振動を集めていた

彼等の中には完全な透明がある

可能性と不可能性の間を往復する粒子は敢然とした形態で

高速の画面の中、結合が切れても同じ働きをしている

安全灯は霧の向こうで穏やかに明滅していた
けれど、その穏やかさと僕は濃霧によってどう仕様もなくは切り離されている

何故ならば、僕の体は繁殖準備が整ってしまっていたからだ

2011-09-20(Tue)

色々

■気に入らない作品が出来上がってしまうリスクは数で補うしかないと思う

■専門的な道具は用途の不明さにより非日常性を与え、限定された用途に向けられた飾り気の余地のないフォルムは機能美を帯びている

■差別的になるが、女の子の「さみしい」は「かわい気」と言う方向に働くから救いがあるけど 男の「さみしい」は「みっともない」と言う方向にしか働かなくて救いがないと思う 今の僕は絶対、必要以上の寂しさを感じている

■「寂しい」と言うのは繁殖準備が整った人間に生成されるホルモンが作用した現象なのにその個人差を人格の問題として扱われると憤る

■辛い気持ちを文章化しようとして、可能な限り適切な表現をするための言葉を頭の中で検索しているといつの間にか辛さから気が逸れていたりする

■白馬に乗った王子様がやって来て俺を幸せにする

■「お前なんかには到底思い付き様のない作品を作り上げてやる」と言うのは稚拙だが健全な制作動機だと思う

■みんなに愛を、そして何か俺にも愛を

■歯を磨くのが面倒臭いほど眠い状態になる前に歯を磨くのが人生のコツ

■作品を思考してもらうための解釈幅の広さの設定って大事だ

■好意を寄せた異性に選択されなかった事の自分の劣性度合いをくちゃくちゃと汚い音をたてて咀嚼しながらズブズブと屁泥の底に沈んでゆく。屁泥の底には僕の劣性が産んだ空想の世界が広がっていて、そこではもう誰も好きにならず静かに過ごす。

■ダミアン・ハーストと言う生と死を(取り分け「死」を)テーマに取り扱う有名な作家がいるのだけど ツイッターでその作家のBotが、作風に似合わないめちゃ前向きで良いことをつぶやいていて笑えた

■メンタル弱い人にSNSは向いていない事がわかった 発信した後ろ向きなモノに対してアクションがない時、その意図が「そっとしておこう」なのか「無視」なのか判断不能だからだ

■中二的な表現を避けようとする自意識の強さは中二のメンタリティーそのものである気がする
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鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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