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2014-09-02(Tue)

いろいろ

■誰かに腹を立ててしまう時、「『その相手が自分と同等だと思うから腹立たしい。相手は自分より下のレベルだから、こんな腹立たしい事をしてくるのだ』と思えば腹立たしさもおさまる」と言うような言説をたまに耳にするけど、これは、「相手を見下す」ことに罪悪感を抱いてしまう人も一定数いる、と言う穴がある。
「相手を見下す」のがさもしいと言いたい訳ではなくて、「怒りと言う負の感情の解消」と言う目的のために「見下し」を行うのに、その「相手を見下す」事によって「罪悪感」と言う別の負の感情が生まれたら元の木阿弥。

■「必ず到達できる幸せがどこかにある」と生理的に思い込むようになっているのは、より生存に有利な新な適応を模索させるためで、言ってみれば「どこかにある幸せ」は「馬の鼻先にぶら下げられたニンジン」だ。
人は、この性質のせいで現行の幸せを享受し損ねがちなのかもしれないな。

■被害を受けたとき被害者は加害者に攻撃性を抱く、その時に被害者は加害者を攻(反)撃する正当性を得るために、加害者を単純な悪に落とし込むバイアスが働く事があると思う。
だから第三者が被害者に同調し切ってしまうと、加害者の実態が取り違えられることがあり、それによって同じような事が起こることを防ぐ対策が出来ないと言う問題が起こる。だけど、被害者に同調しない態度と言うのは概して、「心ない」と言われてしまうところが、その問題を困難なものにしていると思う。

■主体が常に事後的であることを宿命づけられていて、我々が認識した物事を意識化するとき無意識に物語を紡いでしまっているならば、世の中にある映画や小説、漫画等の創作物の物語の中に、作り物/現実と言う垣根がないかの様にリアルさを感じることがあるのは当たり前なのかも知れない。
つまり、現実(を認識すること)と創作は別のものだと思い込んでいるだけで、実はフィクション性のグラデーション的な差でしかないんじゃないか。

■自分の想像力の外のことを考えたいと思ったならば、自分の想像の及ばないもの(領域)があることを想像(前提)しないと始まらない。
しかし、多くの作家は自分の想像力を寄る辺にしている所があると思う。それが想像力の欠如を認める障害として作用してしまう場合がある。
自分の想像力を寄る辺にしている者が、無意識に想像に制限を設けてしまっていると言う皮肉。
全てのもの、多くのものが自分の想像圏内にある、と言うのは妄想と呼べる。

■作家って自分(達)が編み出した技術を公にしたがらない傾向はあるよな。昔にしても一子相伝みたいなものはあっただろうし。技術ってのは作品の内で共有しようとすれば共有できる部分なのだと思うけど、その一方で、作家は伝えたいのに伝わらないもどかしさを知っているって面白い存在だな。
技術ってのをただ利権(著作)的問題で片付けていいのなら、「この技術が私の個性」って言う言い分は全部「私の利権を犯すな」のメタファーになってしまうけど、それも乱暴な気もする。

■自分と誰かの間にラインを引くのが目的(自覚/無自覚関わらず)のような思考は自分の感情の解消で、問題の解消とは関係なくなる。

■合理性は概して目の前のことを抽象(捨象)して単純化された(狭隘化した)モノを扱うことで或目的の達成の効率を上げることを図ると言う「単純化」である事がある。
その単純化主義的合理性による限定的な場面での成功の経験則に陥いった結果の合理主義はあると思う。
例えばそれは、資本主義的側面だけを切り取って「世界はシンプル(金で動いている)だ」と言うような言説を(何の比喩でもなしに)するような間抜けさがある。

■作品を「我が子」のように例える比喩はよく見かけるけど、実際の親子間でも100%の理解がないように、作者と作品の間も同じで、作品は作者にとっても他人なんだと思う。
だから、作者による作品説明は、親が「うちの子はこんな子なんです」と言う時と同じ信頼度(不信度)で聞けば(読めば)いいと思う。
親が子供の親子関係的側面しか見えてないように、作者は作品の「作者の意図的側面」しか見えていないことが多いと思う。
作者の主張がその作品の全てならばそれは「閉じた作品」と言えるだろう。
まあ、親が子供を他人と思えない様に、作者も作品を他人とは思えないんだろうけど。
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鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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