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2008-12-03(Wed)

詩四つ

山の向こうで強く光る焔を目指し長い路に歩を重ねる
火の中に在って焼け朽ちることの無い希望
開いてしまったままの胸に、あの火をくべれたのなら
また涙を手にして、笑顔を持つことも叶うはず
「煌々と音無く落ちて
山面に切られても
その血は眼底に赤くこだまする」
強過ぎる憧れに僕の目は焼かれ、この旅は終わる
しかし、泣くことも笑うことも叶えられていた


夕影、顔は確認できないけれど、声であなただとわかった
けれども、あなたはいつもの顔をしているのだろうか
足裏に延びるのは不安
夕陰、黒々とした地面の中に冷たく沈みたい


僕と、この世を繋いでいる何かが切れて仕舞いそうな夜
願ったものに背を向けて、逃げた
現実感の薄い視界、そこに出たり入ったりする拳は青白い
望みと、それが途絶えてしまうことは官能的に抱き合わさっている
せめて「気休め」に辿り着くまで、空しさに殺されない様に・・
いつもは遠くに見ていた林の暗中を駆ける
何もかも遮断しようとする木々の間を粗末に縫って
息は上がる、足よ動いてくれ
ここは終着地ではない


目で捉える物の外郭が歪む
耳に膜が張った様に声はこもり
暑さも寒さも感じられず
何から来ているのか解らない不安が、頭と胸を占領している
突然悲しくなって「泣いている事を隠さなければ」と思った
周りには誰も居ないのに・・
しかし、ふと気をやると、一人立っていた
顔が見たいのに、振り向いてくれない
それとも顔が無いのか
徐々にあれが何であるか理解した
その時僕の頭は、ドッペルゲンガーの話を思い出していた

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かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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