--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009-08-31(Mon)

詩と何か

■見つけられなかった
自分の評価を見失って、それが強い陽射の中、吊るされている
お前の一部を僕に、それが「憂鬱」でも

咳をしているのが聞こえた、彼女の体は遠い

世界は透明になって、君に吸い込まれていく
瞳の中に全部収まる大きさに

下描きの風景を残し、現実は無くなってしまった
「何も無い」に二人だけ
最初からこうだった気がした

僕は死んでいた
棺から身体を起してくれる君の手は優しい
世界は君と消えてしまう
日が落ちる様に

もう何かが産声を上げることは無い

おいて行かれた

■夜が来る
彼の心を殺しに

彼の家族と友人は眠りについて
彼は一人取り残されて、自分の心が潰されていく音を聴きながら
長い長い拷問の様な時間を耐える

朝が来なければ絶望しきれて仕舞うのに

朝は来る
薄ら笑いを浮べて、夜は交替を終える

■目を閉じた世界
奥底まで、息を止めて沈むように墜ちる

もう一人の自分を見た気がした
そこでは許されていて、ただ全体の一部として物静かに在る

そそがれる弱い光
火花のように短い美しさで優しくしてくれた
瞬きが永く続いたように思えた

瞼を上げてしまうと、現実感の刃先が深々と突き刺さってくる

何も切り離されてはいないけど、錯覚が救ってくれるならそれでいい

返りたくない、戻って来れなくて構わないから、もう行く
僕にしか行けないところ

-----------------------------------------------------

■自分が何で在ったかを思い出してきた
ここしばらく振れていた自分が本来あるべき位置に定まりつつある

何に中てられたのか、畜生の類いである僕が、人間様が通るべき道に、路地裏から飛び出していてしまったのだ

日の下では決して生きられない、日陰を這いつくばって汚水を啜り生き長らえる芋虫のような自分

誰も手の付ける事の出来ない虚しさの中で
腐った血の様なタールの油膜に被われた精神
それは純度を上げていって、いつか醜い怪物のような実態を持って
僕に成り代わろうとしている

自己防衛のために組み立てた理屈を負の感情、気分、がやって来て崩して行く
「賽の河原」の鬼の様に
何度やっても同じだ

出来る事は、じわじわと傷が塞がるのを待つ事と
それが口を開けそうになったら針と糸を持って縫合を施す
多分、哀しみの中に自分を探す事
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。