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2009-10-09(Fri)

詩と台風

確か僕は許してもらいに行く途中だった筈だ

でも、何処に行けばいいのかまるで見当が付いていなくて
足の向ける先を何処でもなく迷わせていた

暗がりの中に微光する青い霧が薄く立っていた

足元が覚束なくただウロウロしていた

何処に行けば許してもらえるのだろうか
誰に許してもらうつもりなのだろうか
何を許してもらいたいのだろうか

もうどの位こうしているのだろう

青い霧に包まれている自分は子供の姿をしていた

今もその子供は許してもらいたくてウロウロとしている

いつか許してもらえるのだと思って

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 台風の接近していた日、僕は実家に帰っていた
実家の前は水が溜まりやすいので、床上浸水になった時に二階に家具等を運ぶのに人手がいるだろうと思って実家に帰っていたのだ

夜、台風を向かえる準備を父親とした
風で飛びそうなものを家の中にしまい
物干し竿を下ろし、物干し台を寝かせ策にビニール紐で固定し
自転車も二台を柱に固定した

終わったのが夜の十時過ぎだ
これで風の対策は万全だと一息ついた

しかし、ふと自分の家の窓を閉め忘れていることに気が付いた
あせった、今から閉めに行かないと
どうやって行こう
自転車はビニール紐で柱にガチガチに縛り付けてある
鋏で切ればいいのだが
帰ってきてまた括り付けるのが面倒くさい
それに自転車に乗っていて横から風に煽られたら転倒して危険だ
(面倒くさいの気持ちが強くてそれらしい理由を後付している)

かと言ってタクシーは高いし

何を思ったのか僕は自分のマンションまでカッパを着て走って行こう決めた

片道20~30分だろう
往復だと帰りはペースが落ちて一時間10~20分

実家を出てスタートを切った

しかし、走り出して5分位の所で駅が見てきた
電車があるじゃないか

ダイヤの乱れはあったかも知れないが
ちゃんと運行していた

さすがに駅には誰もいなかった

一人、風と雨のなかのホームで電車を待った

電車がやってきた

乗り込んでみるとOLやサラリーマン達が
何も無い普通の日のかの様にしているではないか
(車内で台風に怯えていればよかったのか)

一人雨カッパを着て濡れている僕は完全に浮いていた

みんな台風に対する姿勢が不真面目で憤った

そして自分の家の最寄の駅に下り
走って帰った

急いで玄関の鍵を開け部屋を覗いて見ると
窓は閉まっていた
ピシリと全く隙間なく頑なに閉まっていた

気のせいだったのだ

よかったーまだ台風来てないけど雨風強かったからなー
窓開いてたら雨風入ってきてたぞ

と、言い聞かせ何とか自分中で折り合いをつける

そしてまた駅に戻り電車で実家まで帰った

実家に着くと、僕が出発する前に心配していたおばあちゃんに
「やっぱり窓開いてたー」と言った

こう言わないと孫の頭の出来で心配をかけてしまうから

さー台風はこれからだ
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かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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