--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010-02-21(Sun)

■屍体性愛の胎の暗闇に
為すことのない精子達は尾を静めて何かを待つ

■嗚呼
今日も君の口の中で
歯列矯正の金具が
生温かさを帯びて
鏡状の表面を唾液が湿らせているのかと思うと

僕はもう
団子虫になって
瓦礫の下で
そのことばかりを考えていたい

■食器皿に敷かれた水銀

ヘンリーは
机に置かれ、皿底を覆うそれを見詰め
自分の性器を手で触っていた

しばらくしてその上に精液を出した

一部形を成し白く粘るそれは
金属めいた液体と混ざることはなかった

息づかいは興奮を示していた

それは陰部を摩擦するための体力の消耗ではなく
感情の高ぶりがもたらしたものであった

ヘンリーは喜び勇んだ

「僕は15歳にして水銀を犯したのだ」


液体であって金属的な美しさの征服の達成に充足していた

そして、これからも永遠に独占し続けたいと願った

ヘンリーは17歳で発狂をし
ついに、水銀への独占欲を叶えた

そして、18歳に水銀中毒にかかり
幸福のもと生涯の幕を下ろした
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク

FC2Ad

Powered by FC2 Blog

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。