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2011-06-23(Thu)

■赤い鉄塔の真上に
太陽が昇る頃

僕は胸骨を開く

そこには棚が備えてあって
薬品漬けにされた過去達が並べられ
憐れみをこうている

こいつらに虫干しを施してやるのだ

うっかり一瓶、
手を滑らせて割ってしまった

それは、
奥の方へ隠しておいた筈の過去だった

チラチラと白い陽を照り反すガラス片混じりの薬液の中を、
打ち上げられた魚の様に跳ねて
液に血も混ざらせていた


そいつを黙々と見下げてると

蘇っていた


その時の君

身重の胎内には業火が渦巻ていた事

あれ以来
僕の未来は鉄塔の先に突き刺さったままで

未来が流した血は
鉄塔を赤く

塗った
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鳥はとびつつ老いてゆくのみ

Author:鳥はとびつつ老いてゆくのみ
かく撃ち抜かれたる兵士の眼

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